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北小路 肉丸の自分史・・つまり「肉丸史」

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第7話・どんぐりコロコロ


ボクの知的障害を心配した両親は保健所に相談に行きました。

ある程度、発育していかないと診断できない部分もあったみたいで、1歳児検診で指摘されてから2年ほど後になりました。
(ちなみに私の記憶には無い出来事なので、親の話から想像した話です・・笑)



「この子は物覚えも悪く、会話も上手にできません」

「ほぉ、ボクは何才だい?」
ボクは黙って、それも面倒くさそうに、指を4本立てました。


「例えばボクシングって言えなくて、何度教えても、ボシグングンとしか・・・」

と言う母を無視して、白衣のおじさんは、いつもは何して遊んでいるか・・などと質問ばかりしてきます。

「・・いぬ・・と・・」

「えっ? 犬と何しているのかな」

「・・あそぶ・・」

「あ~っ! 犬と遊んでいるんだ」

何を聞かれたかは忘れましたが、とにかく面倒で不快な気がしました。

何をして遊ぶという質問ですから、「遊ぶ」という言葉は必要ではなく、「犬と」だけで通じないの?

多分、そんなことを思っていたのでしょう。
(ひねくれているのはこのころからですねぇ)

その中で唯一、嬉しい質問が来ました。

「ボク、好きな歌ななぁに?」
ボクは元気よく、それもニッコリ笑って返事しました。

「どんぐりコロコロ!!」

「じゃあ、唄ってみてくれるかな?」

「潜水艦のことなんか、何度教えても、すいせんかんとしか・・」
と言っていた母もココで黙りました。


♪どんぐりころころ ドンブリコ

お池にはまって さ~大変

どじょうが出て来て さ~大変

坊ちゃん一緒に さ~大変♪




壊れたレコードのように「さ~大変」がエンドレスで唄われます・・・。


「一応、大丈夫だと思いますが、キチンと調べてみますか」
白衣のおじさんは言いました・・・。


6虫切り
父の仕事場で・・・
確かに、口半開きのパンツ姿は、心配もしますわね・・
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