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北小路 肉丸の自分史・・つまり「肉丸史」

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第37話 ビンタ

ビシャッ!!!

ボクの左頬に痛みが走り、鼻がツーーンとしました・・・。

先生は、ボクにビンタをしたのです。

それは、みんなの見ている前でした。

「な・・なにするんだよっ!」

言い返したら、もう1発ビンタされました・・・。

親父には何度もぶたれていたので、それ以上のセリフは出てきません・・(笑)

しかし、場所が悪かった・・。

避難訓練の最中だったため、クラス全員が見ていただけではなく、避難中の他の上級生たちも見ていました。

他の先生もそばにいました。


近くにいた男の先生が、すぐにボクを助け起こし、ボクを叩いた先生に何か言っています。

ボクの先生は若い女の先生でしたが、何か大きな声で叱っているようでした。

そして、ボクは余計なことをしてしまいます・・・。


覚えたての魔法のことばを言ってしまったのです。

「きょういくいいんかい」と・・・・。


その「魔法のことば」とてつもない力を持っていました。

また、ボクが魔法のことばを言った状況が、更に力を強大にしていたのです・・・・。


ただ、ボクにはそんな認識はありません。

確かに、ユタカくんが秘密にしたかったことを、大声で笑いものにしたのはボクです。

普段から親父にも叩かれていますし、悪いことをしたら叩かれるのが常です。

ボクが悪いのですからビンタされても仕方ありません。


家に帰ると、母親がボクの異変に気づきます。

そりゃ、左頬が真っ赤に腫れ上がってますから、気付くのも当然ですよね(笑)

「何かあったの?」

「悪いことをしたから、先生に叩かれた」

・・と事の顛末を話しました。

「まぁ、それじゃあ仕方ないわね」

今なら、相当な問題になりそうな事件ですが、当時の親はおおらかです。

しかし、母に「魔法のことば」のことは言いませんでした。

学校で「魔法のことば」を言ったときの、先生たちの雰囲気は尋常ではありませんでした。

ボクは更に何か悪いことをしてしまったような感じでした・・・。

それを親には言えなかったのです。

ボクが顛末を話し終わってすぐに、玄関に誰かがやってきました。
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