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北小路 肉丸の自分史・・つまり「肉丸史」

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第35話 教育委員会

ボクたちは、納得していませんでした。

危険な遊びをしていたという認識が無いのに、先生に叱られたからです。

確かに、周りから見たら「危険に見えた」かも知れませんが、ボクたちは十分に「安全」を確認していました。

もちろん、それは「子供の理屈」でして、十分に叱られる要素たっぷりなのですが、当時のボクたちは納得していなかったのです。

だいたい、コークス小屋に閉じ込められた時から、この先生は気に入りません。


納得していないのは、カズオくんも同じです。

カズオくんは頭が良く、小学1年生の一番最初の算数の時間で「かけ算」を全部言えたほどです(笑)

それだけではなく、当時流行っていた「走れコータロー」という歌の実況部分も早口で言えるほどです(爆)

ちなみに、ボクもカズオくんに負けじと、1学期には九九を全て覚えました。

「走れコータロー」は、登別温泉に行ったときにステージで披露しましたが、実況部分は言えませんでした・・・(笑)

話を戻します。


先生をなんとかヘコますことができないかと、カズオくんの家で相談を始めました。

カズオくんの家には、百科事典や手品の本などがたくさんあり、先生をヘコます相談より、二人で本を読むことが多かったかもしれません(笑)

ある日、カズオくんがニコニコと笑ってボクのところにやってきました。

「新しい発見だ!」

「なんでも、先生は"きょういくいいんかい"という言葉に弱いらしい」


ボクは教育委員会が何をするところなのかも知らないのですが、先生が弱い言葉を知ったことに大きな力を感じました。


いつか、また先生に叱られる時があったなら、「きょういくいいんかい」という魔法のことばを言おうと・・・。


その日は、すぐに訪れました。
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