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北小路 肉丸の自分史・・つまり「肉丸史」

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第28話  引っ越し

大人になって、仕事の関係で円山時代に住んでいた家に行ったことがあります。

もちろん、当時住んでいた家はすでにありません。

別の家が建っていました。

チャイムを押すと、おばあさんが出てきました。

とりあえず、本件(家の前で道路工事が行われるので、協力と注意点などをお願いします)を話した後・・。

「実は、昔、この場所に住んでいたことがあるのですよ」
と言いました。

すると、おばあさんは私の顔を繁々と見て・・

「〇〇ちゃんかい?」

と私の名前を言い当てました。

このおばあさんは、住んでいた家の大家さんでした。
(私はおばあさんの顔を見ても思い出せないが・・)


当時、両親がどのような苦労をしていたか、などを話してくれたのですが、途中で、おばあさんの目からボロボロと涙が溢れてきました・・。

自分の昔の話を聞けたのも良かったことですが、大人になった姿を見せることが出来て良かったと感じましたね。



また、ボクの時代に戻ります・・。

その円山の家から離れる日。

引っ越し当日は、隣のサクラダさんも手伝ってくれました。

ペコちゃんと一緒にクルマに乗り「新しい家」につきました。

もちろん借家なのですが、この家は父が建てた家でもありました。


札幌市も人口が増え、町はずれの農地も宅地化されていった頃です。

ここも周囲は農地で、大家さんも農家でした。

家は当時としては斬新なデザインで、雪対策を考えて作ったという父の自慢のデザインでした。

外壁もピンク色で、当時としては奇抜ですね。
(ちなみに40年以上たった今でも現存している)

ボクの部屋は2階の8畳間でしたが、机とタンス以外は何もなく、とても殺風景です。

引っ越しを手伝ってくれたサクラダさん一家にお礼をし、ペコちゃんに「またね」と言って別れました。

しかし、それから二度とペコちゃんに会うことはありませんでした。
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