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北小路 肉丸の自分史・・つまり「肉丸史」

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第17話・ポッポ

近所の子供が幼稚園に行っている間は、遊び相手がいません。
(なかよしこども館は毎日では無かった)

一人で遊ぶことが多かったのですが、遊び場所は決まって2箇所でした。

ひとつは、近くの寺院の敷地で、夏にはセミが採れました。

もう一か所は、三角形の形をした児童公園でした。

これは、かなり後に分かることですが、同じ時期に嫁さんもこの近所に住んでいて、その公園で遊んでいたそうです。

もしかしたら、一緒に遊んでいたかも知れません。

また義兄も、寺院の敷地で遊んでいたらしいのですが、私の記憶にセミの抜け殻をくれた年上の子供があるのですが、もしかすると・・・・。


まぁ、嫁さんも義兄も幼稚園組だったので、私はやはり一人で遊ぶことが多かったです。


ある日、父がモゾモゾと動く箱を持ってきました。

箱を空けると、中に白いキレイなハトがいました。

何でも、鳩レースが趣味の建主さんにチビの話をしたところ、息子さんも寂しいだろうと言って、ハトを1羽くれたのだそうだ。


鳩なので名前はポッポ・・・いつもながらペットの名前にセンスのない一家である・・。

ちなみに、その後も両親は九官鳥や文鳥を飼っていたが、九官鳥の名前は九ちゃんで、文鳥の名前はピーちゃんだった・・・(笑)

ポッポは、ほぼ放し飼いでした。

と言っても、小さな小屋は用意してあり、エサはそこで食べていましたし、夜は小屋のカギは締められていました。

自由に放しても、ほとんどが見える範囲で飛んでいて、ボクが走り出すと空から降りてきて私の横を飛び過ぎるのです。

そして、ひるがえって私の肩にとまります。


ポッポと1年ほど過ごしたある日、いつものように放していると、空に鳥の集団が現れました。

ポッポは、その集団に呑みこまれると二度とボクのところに戻っては来ませんでした・・・。


しばらくして、ポッポをくれた建主さんから連絡が来ました。

何でも、秋田(青森だったかな)の鳩レース愛好家から、ポッポを預かっているという連絡があったとのことでした。

ポッポは、鳩レースの集団に紛れ込み、そのまま秋田まで行ってしまったらしいのです。
(足についていたリングに建主さんの連絡先が刻んであったらしい)

ポッポもレース鳩としてボクより仲間たちと一緒にいる方を選んだのでしょう。

ボクは何の迷いもなく、本当にあっさりと

「ポッポは友達と一緒にいる方が楽しいだろうから・・・」
「そのまま・・にしておいて」と言いました。


ホッとしたのは、秋田に引き取りにいかなければならないかと考えていた両親だったかも知れません(笑)

「次のレースにポッポを出場させる、もしも家に戻るかも知れない」
と言われましたが、ポッポの小屋はいつまでも空き部屋でした。
17ぽっぽ
ポッポとボク
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