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北小路 肉丸の自分史・・つまり「肉丸史」

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第16話・自分の部屋

仲が悪いクセにスネ夫の家にはよく遊びに行きました。

スネ夫ママの「おやつ」がお目当てで、プリンやババロアと言ったボクにとって未知のモノを食べさせてくれました。

もしかすると自分の家にも「プリン」「ココア」があったのかも知れませんが、私の記憶の中には「初めてのプリン」「初めてのココア」はスネ夫の家です。

もうひとつ書き加えると、スネ夫の「苗字」「家の場所」も忘れてしまっています。

しかし、「食べたもの」はシッカリと忘れていないのは何とも・・・。


ただ、スネ夫パパに「ちょっと、クルマに乗れ」・・・と言われたときのシーンは鮮明でして、家の形や玄関、居間から見えた庭の風景は記憶に残っています。

そうそう、スネ夫の部屋も記憶にあります。

その頃、スネ夫は「自分の部屋」というのを持っていて、学習机と本棚、そして「ベッド」というモノが置かれていました。

本棚には「百科事典」がズラリと並び、学習机の上には「地球儀」が置かれていました。

外国製だという地球儀は、触ると山の部分が盛り上がっていました。

良く見ると、「赤道」はシールのようなモノを貼っているだけです。

ちょっとだけ悔しい思いをしたボクは、カリカリとシールをめくってしまいました(笑)

さすがに、全部をめくることはしませんでしたが、1cmほどめくられた赤道は、地球儀を回転させるとアームに当たり、カツカツと音を立てました(笑)

ココで一人で寝ているというスネ夫の自慢話を聞き、とてもスネ夫が大人に感じました。

羨ましい限りでしたが、さすがにコレばかりは「みんなが持って、ボクだけ持っていない」というセリフが通じないことは子供ながらに知っています。



ある日のこと、母が「模様替え」をしていました。

そのころ、ウチにある家具は「全て」が父の手作りで、重厚な家具ばかりです。

模様替えするのも大変だったと思います。

母がタンスを動かしている時、部屋の角に「半畳ほど」のスペースができていました。

ボクはそれを見逃しませんでした。

そこを確保すると「ボクの部屋にする」と宣言し、テコでも動きません・・・。

結局、根負けした母は、タンスに囲まれた半畳ほどのスペースをボクに明け渡しました。

タンスに囲まれた小さな小さな場所ですが、自分専用の場所ができたのは嬉しいことでした。
16私の部屋

実は、今でも一人で過ごす時は、広い場所より「狭い空間」が落ち着くのですが、それはこのころからなのでしょう。


自分専用のスペースとはいえ、半畳ほどでしかありませんから、「寝る」ことはできません。

スネ夫がベッドで一人で寝ているだろう時、ウチは布団を敷き、家族3人、それこそ「川」の字になって寝ていました。
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